ネットワーク機器

他業界から転職したエンジニア他業界から転職したエンジニア

CCNAは未経験・知識ゼロでIT業界への転職を希望されている方であれば、取得したい資格の1つです。

こちらでは、

・CCANの資格とは?

・CCNAの試験は?

・企業への就職は?

・私がCCNAの資格を取得して、就職するまでの体験談!

についてお伝えしています。

ITネットワーク関係の仕事は資格がなくてもできますが、持っていれば印象が大きく変わります。

特にネットワークエンジニアを目指している方にとっては、CCNAの資格を持っていると大きなメリットになります。

なぜなら、多くの企業で高く評価しているからです。

資格を取得するには独学で勉強する方法もありますが、ITスクールで学ぶほうがずっと早く合格することができます。

もちろん、ある程度の費用はかかりますが、仕事に就ければ安定した収入を稼げますので、費用は気にしなくて良いでしょう。

早くCCNAを取得して、早く稼ぐことが大切です。

現在、ネットワークの仕事に就いていて、まだCCNAの資格を取得されていない方にもオススメです。

CCNAの資格とは?

CCNAはコンピューターネットワーク機器を開発しているシスコシステムズ合同会社(アメリカ合衆国)の認定資格です。

国家資格ではありませんが、ネットワーク構築などを行っている多くの企業で高く評価されている資格です。

そのためIT関連の知識ゼロで、IT業界に転職したいと考えている未経験者にとっては、ぜひ取得しておきたい資格です。

また、すでにネットワーク技術者(エンジニア)として活躍している方も、資格を取れば企業から資格手当をもらえることがありますので、様々なメリットがあります。

もちろん、CCNAの資格がないからといってネットワーク関連の仕事ができないという規則はありません。資格を持っていなくても仕事をすることができます。

しかし、お客さんからネットワーク構築の仕事を任される際も、その仕事に携わる技術者がCCNAの資格を持っているかいないかで大きく印象が変わります。

例えば、A社とB社のどちらかに仕事を依頼するか迷っている時に、A社の技術者はCCNAの資格を持っていて、B社の技術者が資格を持っていない場合はA社に発注する確率が高くなるでしょう。

それくらいCCNAの資格は重要なのです。

尚、CCNAの資格の有効期限は3年間です。3年経過すると失効になりますので、有効期限を迎える前に更新する必要があります。

更新するには、定められた試験に合格するなどの再認定要件を満たすことによって、3年間延長することができます。

CCNAは更新するのがベストですが、わざわざ更新をする必要がないケースもあります。

なぜなら、ネットワークエンジニアの仕事をする際にCCNAの資格は必須ではありませんし、会社で様々な経験を積んで、優秀なエンジニアとして認められていれば、あえて更新しなくても良いでしょう!

CCNAの試験は?

CCNAの資格を取る方法は試験に合格することです。

試験場所は日本全国にあり、都合が良い場所で受けることができます。

また、日時も特に決まっておらず、常時受け付けていますので、試験会場で受験可能な日時を教えてもらい、その中から選んで受験できます。

つまり、「今なら合格できそうだ!」と自信がついた時に申し込めばよいのです。

受験料は42,900円(税込)です。

高いですが、資格取得を推奨している会社では受験料を負担してくれるところもあります。

資格取得者が増えれば、それだけ会社のとしても仕事を取りやすくなりますし、メリットが大きいのです。

企業への就職は?

パソコンとネットワーク機器

ITネットワーク関連は企業への就職の求人はたくさんありますが、実務経験者を優先的に採用する傾向があります。

そのため他の業界から転職してきた未経験者で知識ゼロの方は不利と言えるでしょう!

しかし、実務経験がないからといって採用されないわけではありません。

CCNAなどの資格を持っていて、やる気があれば企業も評価してくれますので、心配しなくて大丈夫です。

IT企業に就職すると、技術者として様々な現場に派遣されます。

法人のネットワークインフラ構築やオペレーターなどの仕事をします。

私がCCNAの資格を取得して、就職するまでの体験談!

他業界から転職したエンジニア他業界から転職したエンジニア

未経験で知識ゼロ、しかも30代半ばの私がCCNAの資格を取得して、企業に入って仕事をした体験談をご紹介します。

ITスクールで勉強

私は20代までは不動産業界で働いていましたが、30代を過ぎてからIT業界への転職を決意しました。

30代半ばでの転職は容易ではありません。

しかも未経験で知識もありませんので、採用してもらえる会社が見つかるかわからない状況でした。

そこで私は、知識を身につけ、尚且つ就職に有利な資格を取ることを考えました。

そこで目をつけたのはCCNAでした。

書店に行けばCCNAの資格取得に関する書籍は売っていますが、素人が本を読んだだけで理解できるような甘い世界ではありませんでした。

そこでITスクールで勉強して資格取得を目指すことにしました。

ITスクールは費用が高いですが、就職できればかかった費用はすぐに稼ぐことができますので、迷いはありませんでした。

スクールではプロの講師の方に指導してもらえますので、1人で勉強するよりも何倍も早く知識が身に付きます。

試験対策はしっかりやってくれます。スクールで出題の傾向を掴んでいて、類似している問題を何度でも解く事ができて、わからないところは講師に聞けば丁寧に教えてもらえます。

また、シスコのシュミレータを使ったり、実際にネットワーク機器を使った実務も経験できましたので、かなり自信がつきました。

早く試験に合格して企業に就職するためには、スクールで勉強することが重要だと感じました。

私はスクールでしっかり学び、試験にばっちり合格しました。

尚、私の場合は30代の半ばでしたので、就職が厳しいと感じて、念のためCCNAだけでなくCCNPの資格も取得してスクールを卒業しています。

就職して現在まで!

私は資格を取得して就職活動を始めました。

30代の半ばになると、なかなか企業では採用してもらえません。まして実務経験がありませんので猶更です。

しかし、そんな中で努力して資格を取得したことに対して評価する企業もありました。

また、企業としてもCCNAなどの資格を保持している技術者が多く在籍したほうが、仕事を取りやすいというメリットもあったと思います。

何とかIT企業の面接5社目で内定の通知をもらいました。

企業に入り、最初に就いた仕事はネットワークのオペレーターでした。ネットワークが繋がらないなどの不具合があった時に対応する仕事です。

夜勤もありましたが、ほとんどトラブルがなく、常駐していることに意義があるような仕事でした。

時々発生するトラブルも手順書に従って対応するだけでしたのでやりやすく、そこではあまりCCNAで身につけた知識を活用することはありませんでした。

しかし、1年経過するとネットワーク構築の職場へ移動になります。

ネットワーク構築はルーターやスイッチの基本設定、またはルーティング設定などのCCNAの知識を活かす絶好の仕事です。

ところが、CCNA資格やスクールで基礎を学んでいても、実務になると設定がとても細かくて複雑で、簡単には理解できないことも多く、最初はとても苦労しました。

特にルーターやスイッチだけでなく、ファイアーウォール、負荷分散装置などで初めて設定する機器を覚えるのが大変です。

でも、仕事は経験していくうちに慣れてきますし、先輩にも教えてもらえます。

また、やればやるほど、どんどん新しい知識が増えていきますので、それが嬉しくて、楽しく仕事ができたと思います。

今ではネットワーク構築の職場をたくさん経験してリーダー格になり、新人を指導できる立場になりました。

まとめ

他業界から転職したエンジニア他業界から転職したエンジニア

CCNAの資格取得についてお伝えしてきました。要点をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

1.CCNAはシスコシステムズ合同会社の認定資格

2.国家資格ではないが、有資格者はIT企業で高く評価される

3.資格取得を推奨している企業が多い

4.ITネットワーク関連の仕事の転職に有利

5.未経験で知識ゼロでも勉強すれば資格が取れる

6.独学よりスクールで学べば、ずっと早く資格が取れる

7.スクールで費用がかかるが、就職すれば、かかった費用はすぐに稼げる

8.30代半ばで実務経験がなくても資格があれば採用してくれる企業がある

ITネットワーク関係の仕事に就いている方、あるいはIT業界に転職を考えている方にはオススメの資格です。

未経験からエンジニアに【CCNAコース】