ローカル路線バス乗り継ぎの旅は、テレビ東京で長期に渡って放映されています。
出演者は
初代チーム:太川陽介さん、蛭子能収さん
Zチーム:田中要次さん、羽田圭介さん
Wチーム:赤江珠緒さん、三船美佳さん(現在のメンバー)
です。今や3代に渡って受け継がれています。
ゴール成功だけを目指す旅で、ルート選択が難しく設定されていますので、バス旅は決して楽ではありません。
もちろん、観光をする余裕などありません。観光する時間があるとしたら、バス待ちの時間くらいでしょう!
ゴール失敗もたくさんあります。
初代チームは17勝8敗で、特に最終回は大失敗に終わりますし、Zチームは9勝10敗で負け越して番組を降板になりました。
結構人気があり、Zチームが降板になった後で、番組の継続を望む声が多かったみたいですね。
現在はWチームが頑張っています。
しかし、私が長年番組を観てきて、やっていはいけないと思った失敗がありました。ルート選択のミスは仕方ありませんが、「えー何で?」と感じるような失敗です。
その失敗をピックアップして検証してみました。
ローカル路線バス乗り継ぎの旅での失敗
ゴールするという目的を忘れて、「遊びたい」「楽をした」という気の緩みから生じた失敗です!
「少しくらい大丈夫だろう」と思ったかもしれませんが、そんなに甘くないのがバス旅です。
蛭子さんのパチンコ!
ローカル路線バス乗り継ぎの旅の初期のメンバー、太川陽介さん、蛭子能収さんコンビの第7弾です。
マドンナに中山エミリさんを迎えて、「青森駅」から「万代橋(新潟)」までを目指す旅です。
事件があったのは3日目でした。
山形県から南下し、新潟県の県境近くまで進みましたが、県境はバスがなく、仕方なしに山形県鶴岡市の「鼠ヶ関(ねずがせき)から新潟県村上市の「府屋(ふや)」のバス停までの5キロを徒歩で移動することになりました。
あいにく外は悪天候で台風が来ていました。
そんな中、海沿いの道を3人で歩き、強風で波しぶきがかかる中、途中でパチンコ「ラスベガス」がありました。
パチンコ屋を見てギャンブラーの血が騒ぎだした蛭子さんは、「パチンコ屋じゃん、ちょっと休んでいこう」と蛭子さんのパチンコを許してしまう太川さん!
外で待つが太川さんは、イライラしていたことでしょう。
バス旅は最初の頃は緩かったですよね。第1弾では蛭子さんとマドンナの中島史恵さんがフルーツ狩りとかやってましたし。
結局、1000円負けて出てきた蛭子さんでしたが、このパチンコで時間を無駄にしてしまったため、府屋から大毎(おおごと)への最終バスを逃してしまいました。
このバスに乗れていれば、ゴール出来ていた可能性が高かったようです!
また、蛭子さんは第22弾の大阪城から兼六園(石川県)への旅でも、三国競艇行きのバス停を見つけてテンションが上がっていました。もちろん、競艇はやりませんでしたが。
歩きたくない?楽したい?田中さん
ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z、田中要次さん、羽田圭介さんのコンビでも、私の印象に残り、失敗の原因になる出来事が2つありました。
このコンビでは、どちらかと言うと田中さんは観光気分が強い感じがして、羽田さんはゴールするために一生懸命な気がしました。
田中さんは「なるべく歩きたくない」、羽田さんは「ゴールするためなら歩く」という対照的な考えを持っていいます。
まず1つ目は17弾です。この旅ではマドンナに神田愛花さんを迎えて、岩手県の宮古市から新潟県の瀬波温泉を目指します。
4日目の最終日、山形県のあつみ温泉駅でバスを3時間待つことになってしまいます。
最終日の3時間待ちはゴール成功のためには絶対に避けたい事態です。
ゴールしたい羽田さんは、9キロ離れたバス停を目指して歩くべきだと言いましが、歩きたくない田中さんはそれに反対します。
「歩くことは守りに入ることだと思う。バス旅なんだからバスを乗り継いていくべき」という内容の発言をしました。
結局待つことになり、この3時間待ちが後々響いて失敗に繋がってしまいます。
この旅では、それまでたくさん歩いてきましたので、歩きたくない気持ちはわかりますが、ゴールを成功させるためには、頑張るべきでしたね。
続いて2つ目は第19弾、マドンナに馬場典子さんを迎えて、谷川岳(群馬県)から銀山温泉(山形県)までの旅で、初日に大きなミスをします。
道の駅片品へ到着し、15分後に大清水行きのバスがあると情報を得ました。
実は、それに乗れば尾瀬の美しい景色を観ながら沼山峠まで歩き、そこで福島県の檜枝岐(ひのえまた)へ行く最短ルートでゴールを目指せるところでした。
しかし、Zチームは、そこで2時間半も待って、湯元温泉行きのバスを選択してしまいます。季節限定の長距離バスということで、その魅力に負けてしまったのですね。
長距離バスのほうが楽ですし、快適ですからね!
この第19弾はゴール失敗なら解散という危機だったのですが、あまりも緊迫感に欠けるような気がしました。
えっ!道の駅で買い物するの?
ローカル路線バス乗り継ぎの旅W、赤江珠緒さん、三船美佳さんが出演するバス旅の第2弾で、今回は、たけうちほのかさんを加えた女性3人でゴールを目指しました。
湯野浜温泉(山形県)から龍飛岬(青森県)までの旅です。
初日からバスを逃したり、ルート選択が難しかったりで厳しい状況になりましたが、長距離を歩いでカバーするなど、女性3人で頑張っていたような感じでした。
しかし、3日目に事件が起きました。
13時35分にバスで道の駅「ふたつい」に到着し、その後、徒歩で薬師山スキー場のバス停まで、2.2キロを徒歩で移動してバスに乗る予定でしたが、バスの時刻がわからないにもかかわらず、道の駅「ふたつい」で25分も買い物をしてしまいました。
結局、ふたついを出発したのが14時ちょうどで、薬師山スキー場のバス停へ向かいましたが、最終バスの時刻は14時15分でしたので、すでに出てしまっていた後でした。
最終バスを逃したため、そのぶん歩かなければならなくなり、大きな時間のロスをしてしまいます。
スキー場だから夕方くらいまでバスがあるだろうと憶測して買い物をしていましたが、確認しないで憶測で決めるのは危険ですね。
この第2弾はゴール失敗に終わりますが、タビリスの検証の結果、買い物をしなければゴール成功出来ていたようですね!
私も思わず「えっ!まさか道の駅で買い物するの?」と思ってしまいました。
三船さんは、道の駅の誘惑に負けたみたいなことを言っていましたが、女性ならではの失敗ですね!
まとめ
私がやってはいけないと思った失敗を検証してみました。
1.太川陽介さん、蛭子能収さん、中山エミリさんが出演した第7弾
・徒歩で移動中にパチンコ屋があり、そこで蛭子さんがパチンコをしたのでバスを逃してしまった。
2.Zチーム・田中要次さん、羽田圭介さん、神田愛花さんが出演した第17弾
・最終日、バス待ちが3時間もあったのに、田中さんが歩きたくないから「歩きは守りだと思う」発言でバスを3時間待ち、それが失敗に繋がった。
3.Zチーム・田中要次さん、羽田圭介さん、馬場典子さんが出演した第19弾
・最短でゴールを目指せるバスではなく、季節限定の楽な長距離バスを選んで乗ってしまった。
4.Wチーム・赤江珠緒さん、三船美佳さん、たけうちほのかさん
・バスの時刻がわからないのに道の駅で25分も買い物をして、それで最終バスを逃して失敗の原因になった。
バス旅はゴールできるかどうかのガチな番組です。
そのため買い物やパチンコなどの息抜きもしたくなりまし、歩きたくないこともあるでしょう。
しかし、それを我慢してゴールすることだけを最優先に考えることが成功に繋がるのですね!
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